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2011.03.03

親ニャン、旅立ちの日。

2011年3月2日、午前10時すぎの空。
Img_4104_1

明るい話題ではないですが、あくまでも覚書なのでここに記します。

今日、3月2日。無事火葬してきました。
母の受診には付き添わず、ワタシ一人で行ってきました。
最期までイイ子だよなあ。ワタシが休暇を取る日に合わせて旅立ったんだもの。
親ニャンが赤ちゃん3匹連れてきた時も、ワタシは休日で家にずっといる日でした。今なら連れてきてもいいかな~と、ワタシの様子を窺っていたことを思い出しました。

朝1番で獣医さんに、親ニャンの身体の処理について相談しました。
てっきり受付のお姉さんがそのまま説明するのかと思いきや、獣医さんが電話に出てくださって。『力になれなくて申し訳ありませんでした』と優しい言葉をかけてくださいました。涙。。。

うちの地域で動物専用の焼却炉を持っているところを教えていただき、さっそく向かいます。初めての事でしたが、現地には人間と同じようにお供えをあげるスペースや、火葬している間待っている部屋がありました。
ところが、前に大型犬が入ってしまって2時間ぐらい待ち時間ができてしまいました。

でも。

親ニャンと過ごせる時間が延びたんですよね。一緒に車に戻り、少しだけドライブ。ワタシの好きな景色を紹介しました。この写真はその一つ。毎朝眺める景色で、真冬の雪景色は本当に綺麗でした。

今日は時折雪がちらつく程度で青空が見える穏やかなお天気。煙に乗って旅立った親ニャンの魂は喜んでくれたかな。思い込みなんですが、火葬が始まってまもなく親ニャンの機嫌が良い時の鳴き声が聞こえた気がしたんですよね。

我が家はこの写真の山の向こう側にあります。
小さなかけらになった親ニャンは今、この山を目一杯眺められる窓辺にいます。雪が溶けたら、親ニャンが好きだった庭のどこかに埋める予定です。

繰り返しになりますが、今日が休日だったことでワタシは昨日からの出来事を咀嚼する時間が与えられました。そして疲れた体を癒す時間も。ありがとう、親ニャン。明日から普段通りの生活を過ごします。

もう一つ。
ブログを細々を続けていて良かったです。ここには、黒猫たちと暮らした足跡がしっかり残っていました。今日はゆっくり振り返ることが出来ました。これからも、ゆっくり積み重ねていきますよ。

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ペット;親ニャン」カテゴリの記事

Comments

昔の写真!!あったのね!!!探し方が悪かったのか、今日見つけられなくて。リンクありがとう。
かわいい。かわいいなぁ。ずっとかわいくて賢くて。

なんかちょっと泣ける。

Posted by: なつ | 2011.03.03 01:19 AM

私 飼ってた白い猫ちゃんが旅立った時、無意識に人工呼吸をしてました。そんなこと無意味だってわかってたけど、そうせざるをえなかったんです。

動物霊園で火葬してもらった時、そこの方に『大事にされてたんですね‥猫ちゃんを見ればわかります』と言われて救われました。

悲しみは自分にしかわからないものです。

私は1年で10kg痩せちゃって前向くのにそれくらいかかりました。

はたぼー。さん、ゆっくりゆっくりで。

Posted by: KATSU. | 2011.03.07 09:55 AM

本当に久しぶりにお邪魔してみたら・・・
前記事から一気に読ませていただいたのですが、言葉がありません。
でもわたしも愛猫を2匹見送ってますので、はたぼー。さんの気持ちが少しだけわかる気がするんです。
自分を選んでくれてありがとう・・・とか。
思いがけず、親ニャンちゃんとお別れする時間ができて良かったですね。
うちの黒猫と似てるってだけで来させていただいて、短い間でしたけど、わたしも出会えて嬉しかったです。

親ニャンちゃん、ありがとう。

Posted by: あっちゃん | 2011.03.30 11:50 PM

はたぼーさん
お久し振り~って明るく訪問しようと・・・
でもでも何と言う事でしょう!
親ニャンさんの哀しい記事が
12歳くらい、だったんですね、
若過ぎる夭逝だと思いました。
悲しさが溢れているブログの記事に、
はたぼーさんのしっかりした観察
全部読ませて頂きました。
親ニャンさんは幸せでしたね~
今頃お空で☆になって光っているでしょう。
私のターダは20歳でした、老衰
天寿を全うしてくれました。
何歳だって悲しさは同じですね、
これからは子ニャンさんの為に・・・

Posted by: nyar-nyar | 2011.04.08 07:34 PM

>なっちゃん
猫もワタシもうら若き頃の写真ですがw
あのころはデジカメなんてなかったので、フィルムで撮ってました。ほかにもあるのでいつか必ずここで公開します

>KATSU.さん
ありがとうございます。3月1日、2日と記事の通りの過ごし方。5日に用事があって日帰りで仙台に向かい、数日後には地震です。下を向く暇はない状況に追い込まれたのが良かったのかな、大丈夫ですよ。子ニャンが前よりうるさくなったのが気になりますけどね^^;

>あっちゃんさん
ありがとございます。そちらのブログも久しぶりに覗かせていただきましたが、大変じゃないですか。ワタシの母にも疑惑がかかって、今年の初めは検査漬けでした。結局なんともないみたいで。
動物の生き方、人生ならぬ猫生の閉じ方をみて思うことは沢山ありましたが、私たちを癒す永遠のアイドルであることは確かですよね。猫さんたちをどうか大切にしてくださいね。

>nyar-nyarさん
ありがとうございます。もう少し長く生きるかなと思っていたのですが、力になれませんでした。生きようとしてたのがわかっただけに、無力だなと。
子ニャンは人の気配がなくなると、明らかにさみしがってますよ。子ニャンとはもう少し一緒に生きられると思いますが、これからの時間を大事に過ごしたいですね。

Posted by: はたぼー。 | 2011.04.09 01:21 AM

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