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2011.03.02

親ニャン、星になる。

2011年3月1日、22時ごろ。
苦しんで苦しんで息を引き取りました。享年、たぶん12歳。

まだ寝れそうにありません。隣で子ニャンがスーピー寝息をたててるので少し癒されてますが。

忘れたくないので、ここ2週間の出来事を書き残してみます。


・2月19日(土)毎年のワクチン接種のため、動物病院受診。ワクチンは打っても大丈夫だろうとのことで、接種した。

・その2~3日前から、親ニャンの活動量が落ち始めていた。2階のワタシの部屋の布団と2階のトイレを往復するだけで、食事に降りてくる回数が減った。

・19日の受診に向かう道中、以前より勢いが無いとはいえ、車の中をうろうろしつつニャーニャー鳴いていた。

・この日の受診は先のエントリにも書いたとおり、体重6.2kg。熱もなし、検便も異常なし。ただ、体温が36.5度ぐらい。猫の平熱は38~39度。たしかに、なでると身体が冷たいなあと思っていた。

・2月20日(日)~
さらに元気が無くなる。もともと細やかで自分が気持よくのびのび眠るためのポジション取りをする猫さんだったのに、ワタシの布団のど真ん中で眠ったり、おかげでワタシは布団の下半分で眠ったり、猫に挟まれて川の字で眠ったり、様子が違った。

・2月24日(木)ごろ~
2階に上がることがなくなり、1階の母の部屋の布団に引きこもるようになる。

・2月25日(金)
母の布団の上で失禁。食事・飲水量が激減していることもあり、歩くのがやっと。どうやら自分の意思でトイレにいけなくなった。ちょっと歩いても呼吸が荒くなる。
失禁の不安と、あまりにも呼吸がおかしいことから、翌日受診することに。
そしてワタシは自分の部屋ではなく居間で寝ることにし、親ニャンの様子を見ていることにした。

・2月26日(土)
午前受診。行きの車内では、ときどきキャリーケースから顔を出し外の様子をうかがっていた。疲れると香箱座りに。ニャっニャっと可愛い声でしゃべっていた。

・受診時の体重は5.8kg。1週間前と比較すると0.4kg減。避妊手術してから初めて6kgを割り込んだ。さらに深刻なのが、体温が36.0℃まで下がっていること。採血も行ったが、血糖値が198と基準値より50ぐらい高め。白血球が23000と基準値より3500高め。その他肝機能・腎機能異常なし。

・レントゲンも撮ってもらった。胚がやや白く、肝臓が少し小さいねとのこと。特に目立った異常はない。

・右目の結膜炎があり、金曜から鼻水が出るようになり『風邪ではないのか?』と質問したけれど、低体温と呼吸の荒さの原因が獣医さんにもわからないと言われてしまった。

まず呼吸の荒さを何とかしようと、消炎剤を注射。おそらくステロイドでしょうか。
内服でテトラサイクリン系の抗生物質(ビブラマイシン50mg)を10日分処方してもらった。調べたところ、猫風邪でよく処方される薬のようだ。
さらに食事をとってくれないことが不安と相談したら、ロイヤルカナンのソフトタイプの缶詰を一つ頂いた。柔らかいのでシリンジで与えてもよいとのこと。

帰宅。消炎剤注射の効果はあるような、ないような・・・呼吸が荒くなっては静かになり一進一退。荒い時は1分間で60ぐらい。通常の倍の速さ。これは苦しすぎる。

居間のソファーに水入れと頂いた缶詰、身体を温めるためにカイロ、汚れをふき取るノンアルコールのウエットティッシュ、ペットシーツ、不本意だけど猫用おむつを用意した。飲み食いできるようになればおむつははずせるだろうと思っていた。

お薬は、初日だけは元気がない分ごまかして飲み込ませることができたが、2日目(27日)から抵抗が激しくなる。賢い猫なので、頭を持ち上げようとすると逆に下げようとした。感心してしまった。

ほとんど横になる生活だったけど、たまに首をあげて何かに反応した。また、1日の間に数回、自分の意思であちこち歩いた。それでも5mぐらいでへたばってしまう。おそらくおむつがぬれた、のどが乾いたなど、なんらかの理由があっての行動だったのだろう。

それでも、水入れを近付けると自分で何回か水を飲んでくれた。ただし、前足をワタシが支える必要があった。
体温がやや上昇している気がした。これは良い傾向かな?

血糖値が少し高かったことを思うと、脱水症状がすすまないことを祈るばかり・・・

・2月28日(月)
お薬を飲ませるために身体をおさえると、猫パンチを食らうようになった。こんなに力があるなら回復するかなあ。
足元がおぼつかないなりにも、数回家の中のパトロールにトライしていた。いつも爪をとぐ段ボールの上にようやくたどり着いたけど、爪とぎできるはずもなく、ぐったりしてしまう。今思うと、最後に見回っておきたいという行動だったのかな。

そして、お薬を絶対飲み込んでくれない。上手に口の中にため込んでいる。しまいに溶け出して、薬の色がついたよだれを口からぶくぶくと出すように。
採血の結果で白血球が多かったことを思えば、抗生物質は必要なんだろうと思うけど、親ニャンは押さえつけられることを嫌う猫だし、口の中が気持ち悪ければ飲み食いするようになるわけがない・・・ということで、薬をやめてみようかなと考えた。

・3月1日(火)
ちょっと色気が出て薬をぬるま湯で溶かしてシリンジで与えてみたが、やっぱり間違っても飲み込まない。意思が強い。もう、薬は中止することにした。

・仕事が終わり帰宅。明日、母の受診につきあう理由で有休をもらったので、仕事を積み残さないようにしたら帰宅が遅くなった。21時ごろ。
母と妹から、親ニャンが今日はよくニャっと鳴いていたことと、19時半ごろにものすごい雄たけびを上げたことを伝えられた。苦しいんじゃないかと。
ずっとぐったりしていた。触れてみると、体温がすこし低くなったような。

・21時半すぎ?
大きな声をあげて、吐血。というより、嘔吐か。茶色い消化液のようなものに鮮血が混じったものを吐き出した。ゲボッと2回ほど。そのあと、つっかえたものが取れたかのようなスースーした呼吸になるものの、22時ごろ、もう1度大きな声を出して吐血。そのまま息を引き取りました。

はたぼー家の3人と、何やら不穏な空気を察して落ち着きのなかった子ニャンと家族勢ぞろいしているお部屋から旅立って行きました。東京から連れてきた猫2匹を引き受けてくれた家族に感謝・感謝・感謝。
家族曰く、親ニャンは19時半の時点でしんどかったけど、ワタシが帰宅するのを待ってたのではとのこと。

可愛そうなことをしてしまったような気がしてならないんですね。もう少し何か上手く対処できたんじゃないかと。
あの七色の鳴き声をもっと聞きたかったな。もふもふの毛をもっと毛づくろいさせたかったな。思い切り爪とぎさせてあげたかったな。

でも。

親ニャンは行ってしまいました。

東京で、ワタシを選んでくれてありがとう。
たくさんあるアパートの部屋を間違えずにいつも105号室に遊びに来てくれてありがとう。
産み落とした赤ちゃんをみんな連れてきてくれてありがとう。
東京から新幹線に乗って一緒に秋田に来てくれてありがとう。
田舎のおうちを気にいってくれてありがとう。
喉をゴロゴロ鳴らしてくれてありがとう。
甘えてくれてありがとう。

色々あるなあ。

猫なのに、意思表示がはっきりとわかりやすい子でした。賢かった。
だから猫飼い初心者のワタシでもなんとか飼い主業が出来ました。

残った子ニャンのことはちゃんと守りますね。

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Comments

なんていったらいいのかわからない。
ほんとに賢いニャンだったね。

Posted by: なつ | 2011.03.02 09:20 AM

まずは、お悔やみ申し上げます。

経過の報告、涙涙で読ませてもらいました。
ご家族の方の言うとおり、はたぼーさんを待ってたんですよね。
最後の力を振り絞って、待っててくれたんですよねㅠㅠ
えらいね、親ニャン!

ウチのたおも昨年の夏に星になりました。
98年生まれだったので、親ニャンと同じくらいですね。
天国の門のところまで、きっと親ニャンをお迎えに行ってると思います。
親ニャン、ブサイクなトラ猫がいたら、「たおたお?」って声かけてみてね。

合掌

Posted by: 猫手兎子 | 2011.03.02 03:03 PM

はたぼー家の庭でのんびり幸せそうにしてた親ニャンが印象的でした。
ご冥福をお祈りします。

Posted by: micio | 2011.03.02 04:05 PM

親ニャン、ありがとうね。。。
かわいいかわいいモケモケ姿は
すーーーーっと忘れないよ


kumaやんと仲良くしてあげてね

LOVE.

Posted by: しゅぽぽ | 2011.03.02 09:59 PM

>なっちゃん
何も言わなくて充分ですよ。なんだか、なっちゃんに見守られてる気分がする。暖かい気持ちになりました。ありがとう。

>うこさん
ありがとう。
そうでしたね、たおたお先に行ってました。
ほかの猫に対しては厳しい猫さんでしたが(笑)、あちらでは広い心で仲良くしてほしいものです。たおたお、こちらこそよろしく。

>micioさん
ありがとう。
久しぶりなのに、こんな話題で申し訳ない。
micioさんところのニャンズは元気かな?

>しゅぽぽさん
いつも優しい言葉をありがとう。
そうか、黒猫仲間もいるのか!心強いなあ。


Posted by: はたぼー。 | 2011.03.03 12:50 AM

とうとうその日がきちゃいましたか...
最後に立ち会えてよかったですね。このブログでずっと見ていただけに私も他人ごとに思えません。
きっとこれからは空の彼方で見ていてくれるよ

Posted by: yomikaki | 2011.03.03 12:50 AM

yomikakiさん、こんばんは。
いつかくるかな、と思ったらあっという間でした。
苦しい思いをさせたけど、黒猫たちを飼うことにしたときに最期まで面倒をみると決めていた通りにできたのはよかったです。

もう1にゃん、いますしね。

Posted by: はたぼー。 | 2011.03.03 12:55 AM

ごめんなさい。さっき、親にゃんのブログ拝見しておもわず『ブログたびたび更新して下さい』と送信してしまいました・・・まさか亡くなっていたとは。しかも、うちのたぬきより先に。しかも亡くなり方まで似てたので、本当にびっくりです。もしかしたら親にゃんとたぬき、虹の橋渡って一緒に遊んでるかもしれませんね・・・

Posted by: ろうさん | 2011.06.14 11:09 PM

ろうさん、ありがとうございます。
というか、送信ってどこに??

なんだか、うちの猫たちと同世代の子たちがどんどんあちらにいっているみたいなんですよね。なわばり争いなどせずに仲良くやっている姿を本当に見てみたいですよね。

Posted by: はたぼー。 | 2011.06.15 01:40 AM

話が長くなるのですが、今月12日にたぬきを亡くしてしまい、涙ながらにパソコンで黒猫を検索してたら、確か2009年頃の親にゃんを見つけることができ、うちのたぬきにそっくり、ってまたまた涙。中2の長男を呼んで見せたら、あ、たぬきって。で、まさか親にゃんが亡くなってるとは思わずに私の思いを送信してしまいました、というか、今までたくさんのいろんな方のブログ見てきましたが、コメントを送るのは初めてで、どうやって送ればいいか分からず、長男に送信してもらったのです。ごめんなさい。

Posted by: ろうさん | 2011.06.15 06:13 AM

>ろうさん
「たぬき」ってお腹が白いからですかね?^^
初めてコメントする勇気がでたなんて嬉しいですよ、きっかけはともかく、今後も遊びに来てくださいね。(まめに更新してませんが^^;)

Posted by: はたぼー。 | 2011.06.22 01:07 AM

ありがとうございます。たぬきっていう名前は、子供が学校の帰り道に、弱っていた猫(たぬき)を見たときに一瞬たぬきだと思ったそうで、それで家に連れて帰ってきて、命名たぬきです。おなかも黒でしたよ。たぬきは、腎不全を患っていて、家にきてくれて9ヶ月、病院通いでした。腎臓の数値も落ち着いていたのですが、最期は肝臓を悪くして・・・たった9ヶ月しか一緒にいることはできなかったけど、9年くらいいたようなそんな内容の濃い9ヶ月でした。はたぼーさんちの子ニャンもどことなくたぬきに似てるので、これからもしょっちゅう遊びに行かせてくださいね。

Posted by: ろうさん | 2011.06.22 10:11 AM

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Tracked on 2011.03.19 01:44 PM

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