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2012.08.29

角館→田沢湖→雫石→盛岡→浄土ヶ浜→龍泉洞。

7月14日-16日の3日間。
神戸からやってきた大学の同級生と旅をしました。
行程はタイトルの通り。
地図上では秋田県の内陸にある角館からひたすら東へ向かうだけのルートです。
そして、浄土ヶ浜って本州の最東端なんですよ。知らなかった。

14日お昼前に角館駅で友達と合流。西宮家のレストラン北蔵にてランチ。
その後、田沢湖畔を経由しアルパこまくさへ。この日は20度ちょっとぐらいの気温だったのですが露天風呂につかり田沢湖を見下ろしながらおしゃべり。

お風呂をあがると夕刻。宿泊先である雫石プリンスホテルを目指しました。

15日。天気は雨。
観光コースの王道ともいえる小岩井農場は敷地内を通り抜けるのみにとどめて、一路盛岡市内へ。
宮沢賢治の注文の多い料理店が出版された光原社に向かいました。
現在は出版社ではなく、民芸品を販売したり喫茶だったりなんですが。
写真は撮ってませんが、雰囲気のある不思議な空間でした。美味しいくるみクッキーをお共に珈琲を飲みながら何時間でも居られそうな雰囲気。それは次の機会の楽しみにすることとして。
ここでは旅行の翌週に結婚式をあげるこれまた同級生に贈るお祝を選んでました。コーヒーカップにしてもお茶碗にしても素敵なのばっかり置いてあったんですよ。

そうこうしているうちにお昼。観光に来ているのでわんこそばを食べようと東家本店へ
でもでも、店の外に人があふれていました。
わんこそばに拘らなくともここ盛岡市の中の橋近辺には美味しそうな食事スポットがたくさんあるので、わんこそばをあきらめてお向かいのイタリアンでランチにしました。

午後2時過ぎ。盛岡を発ちます。
今回の旅の主目的である浄土ヶ浜に向けて出発です。

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今回の旅の主目的は宮古に住んでる大学の研究室の同期に会いに行くこと。
ワタシは卒業以来初めての再会。
昨年の東日本大震災で彼女の実家は被災しています。
「そういえばあの人大丈夫?」というメールをもらってからグーグルのパーソンファインダーで探してみたところ反応がありました。
思えばそこから復活した縁です。
昨年の流行語の「絆」、絵空事にも聞こえる反面まんざら嘘でもないなと思うのです。

岩手の山道をひたすら東に向かい、ようやく海が見えた時点でいつもどおり「おぉ!」とテンションがあがったのですが、すぐ震災の後に流れ続けた宮古市役所からの映像がフラッシュバックしました。
映像の記憶は簡単には消えないのですね。
街のところどころに震災の爪痕が見られたものの、いたって普通の生活を取り戻していました。
ホテルの人に聞いたところ「皆さん被災地に足を運ぶのを遠慮なさっている」と言っていました。
こんなきれいな海です、また来よう。

Img_5060_1

15日の夜はホテルで懐かしい話に花を咲かせて。

16日はみんなで龍泉洞に向かいました。
日本3大洞窟(山口の秋芳洞、高知の龍河洞と岩手の龍泉洞)の一つなんですね、これも知りませんでした。

道中、震災の被害が大きかった田老地区を通りました。
昨年からみている映像のまま、何も変わっていませんでした。
傍らにある仮設住宅でぎゅうぎゅうと暮らしている印象です。

きっと目の前の現実を受け入れ淡々と生活されているんだと思います。ワタシにできるのはただ見守るだけです。

さて龍泉洞。
30分ぐらいで見学できました。地底湖もあって、自然のなせる技というかスケールが大きかったなあ。
ワタシは見つけられなかったけどコウモリも飛んでいたようです。
外気温が24℃ぐらいなのに中は10度ぐらい。
避暑どころか寒いじゃないか、と思いましたが心配無用。
結構きつい階段の上り下りをこなしたので全然寒くなかったのです。

Img_5066_1

外に出てから昼ごはん。レストハウスみたいなところでお蕎麦を食べましたが、ここは湧水が美味しいところなのでお蕎麦が美味しかったなあ。龍泉洞のコーヒーという缶コーヒーも雑味がなくて美味しかったです。

そんなこんなで3日間終了。
神戸に帰る友達を盛岡に送り届けて任務終了です。
みんな学生の時のままの温度でホッとした、そんな旅でした。

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